住信 コモディティ・オープンの評価

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住信 コモディティ・オープンの評価

 
 

  住信 コモディティ・オープンの概要
 
住信 コモディティ・オープンは、世界の商品市況を捉えることを目的に、DJ-AIGコモディティ・インデックスに連動する米ドル建ての債券に投資を行い、同インデックスが表す世界の商品市況に中長期的な動きが概ね反映される投資成果を目指す、インデックスファンドです。

分配金は再投資型となります。


  住信 コモディティ・オープンの基本情報
 
・購入単位:1万円以上1円単位
購入手数料:年率3.15%(税込み)
・信託報酬:年率1.4175%(税込み)
・信託財産留保額:0.3%(税込み)

・分配金の取扱い:毎年9月決算
・ベンチマーク:DJ-AIGコモディティ・インデックス
・償還日:無期限
・運用:
住信アセットマネジメント株式会社

・為替ヘッジ:なし
・レーティング:なし
・運用成績:下記表を参照ください

 赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)


 
  DJ-AIGコモディティインデックスの構成
 
同じDJ-AIGコモディティ・インデックスをベンチマークとしているAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)に比較すると、品目数は同一ながらも、各投資組み入れ分野の比率が若干異なります。

AIGよりも、エネルギーの比率が高く、中でも天然ガスの組み入れ比率が15%を超え、ポートフォリオのトップとなっています。


 DJ-AIGコモディティ・インデックス 住信

具体的な数値は、次の通りです。

分類 項目 比率
エネルギー
(39.2%)
原油 14.9%
天然ガス 15.4%
ガソリン 4.4%
ヒーティング・オイル 4.6%

分類 項目 比率
非鉄金属
(17.9%)
アルミニウム 7.1%
6.8%
亜鉛 2.1%
ニッケル 1.9%

分類 項目 比率
貴金属
(9%)
6.5%
2.5%

分類 項目 比率
穀物
(18%)
小麦 3.4%
トウモロコシ 6.2%
大豆 7%

分類 項目 比率
農産物
(7%)
綿 2%
砂糖 2.4%
コーヒー 2.6%

分類 項目 比率
植物油
(2.9%)
大豆油 2.9%

分類 項目 比率
畜産物
(7.5%)
生牛 4.5%
豚赤身肉 3.0%

 
  住信 コモディティ・オープンの評価
 
住信 コモディティ・オープンは、DJ-AIGコモディティ・インデックスをベンチマークとしてるので、同指数をベンチマークとしているAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)と比較する事ができます。

大きな違いは2点あります。

まず第一に、住信 コモディティ・オープンの方がコストが高い。

購入手数料と信託報酬の合計コストは、初年度、次の通りとなります。


 ・住信 コモディティ・オープン:4.567%
 ・AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド):2.31%


今のところ、コモディティファンドはどこも基準価額が上昇していますのであまり意識しませんが、今後大きく調整が入る事もあるでしょう。その時になると、コストの差と言うのは、非常に大きい。

似たようなファンドで、初年度に2%ものコスト差が有ると言うのは、住信 コモディティ・オープンにとっては大きなビハインドです。

ただし、長期保有する場合、信託報酬の差は0.15755%、10年間でも1.575%のコスト差にしか過ぎませんから、購入手数料がその都度かかる積立をしたり、ちょこちょこ頻繁に買い増しする人でなければ、そんなに心配する事でもないかも知れません。

しかし、やはり購入時にかかる手数料の差は大きいですから、管理人だったらAIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)の方を選びます。(もしくは中央三井コモディティファンドも良い)


2点目として、同じ参考指数(ベンチマーク)を採用しながらも、各商品に対するウェイトの置き方に違いがみられるという事。

住信 コモディティ・オープンの方が、よりエネルギーに対してウェイトを大きく取っています。エネルギーに対する組み入れ比率の差は、


 住信 コモディティ・オープン:39%
 ・AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド):33%


です。直近1〜3ヵ月では、両ファンドの基準価額の違いは、そんなに大きくありません(ほとんど同程度)。が、今後は原油価格などの動向によっては、両ファンドの運用成績に違いが出てくるかもしれません。

なお、住信 コモディティ・オープンは設定来、ベンチマークを下回る成績しか残せていないと言うのも、気になります。


最後に、純資産について言及します。

住信 コモディティ・オープンは、基準価額が順調に上昇しているものの、純資産は下落傾向にあります。資産が10億円強しかなく、AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド)の3分の1しかありません。

今後10億円を割り込み、さらに少なくなるようであれば、繰り上げ償還のリスクも出てきますから、より規模が大きくて安定性のあるファンドを選んだ方が良いと思えます。


 
  住信 コモディティ・オープンの購入先
 
住信 コモディティ・オープンを、ネットで購入できる先は、次の通りとなります。購入手数料はそれぞれ、3.15%です。

 ⇒楽天証券

 ⇒SBI証券

 ⇒イーバンク銀行

 ⇒投信スーパーセンター

上記以外では、インターネットでの購入ができません。


  
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