サブプライム・金融危機でインフレは終わったのか?

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サブプライム・金融危機でインフレは終わったのか?

 
 

  インフレの終了はあり得るか?
 
現在、世界経済の急速な減速に伴い、コモディティ商品の価格は一時に比べて、大幅に下落しています。。

と言う事は、
インフレ基調は終息したのでしょうか? そもそも、長期スパンで見た場合のインフレ基調は、終息するのでしょうか?


管理人は、少なくとも中・長期的には、コモディティ商品の上昇は続くと考えています。

基本的には中国を中心とした人口の多い新興国の急速な経済発展が根底にありますので、それらの国が低成長に移行しなければ、インフレ傾向は収まらないでしょう。

それと、供給が追い付かない事も大きな要因です。

原油や非鉄金属の未開発のプロジェクトが稼働するには、5年10年単位の年月が必要です。今でさえいっぱいいっぱいでギリギリ供給が間に合っているくらいなのに、この先あと何年も供給が増えないのですから、価格が急騰するのは当然です。

これは農作物もおなじ。急激に需要が増えても、植物がいきなり今までの2倍、収穫できる訳が無いからです。肝心の肥料さえも品不足に陥っています。

ましてやバイオ燃料に、トウモロコシを持っていかれるような状況では、農作物の価格が落ち着く事は、当面考えられないでしょう。

サブプライム問題化で世界経済が深刻な危機に瀕し、コモディティ商品の価格さえも大きく調整局面に入った09年11月現在でさえ、IEAは驚くべきレポートを発表しています。

なんと、原油価格が今後再び騰勢を強め、将来的には200ドルを突破すると言うのです。


世界経済は、今までとは様相の異なる、新しいステージに入ったと考えられています。変化に右往左往するのではなく、それに身を委ねて、上手に世界経済の転換に乗っかっていきたいですね。

その一つの手段として、コモディティ投資が有効なのです。



  原油価格、2030年に1バレル200ドル突破の見通し
 
IEA(国際エネルギー機関)が発表したレポートの内容は次の通りです。(日経ネットより引用)



国際エネルギー機関(IEA)は12日、2008年版「世界エネルギー見通し」を発表した。下落が進む原油価格について、中長期では世界の需要増を映し騰勢が鮮明になると分析。予測最終年の30年には1バレル200ドルを超すと予測した。この間エネルギー供給は中東やロシアに偏るほか、10年代には投資停滞から生産不足が強まり供給危機に陥る懸念もあるとした。

 原油価格についてIEAは、来年までは金融危機の影響などで不安定に動くものの、中長期では需給が引き締まり、上昇が続くとした。価格は07年実績(年平均価格)の1バレル69ドルから間もなく100ドル台に乗せ、その後もほぼ一本調子で上がる見通し。

 原油の需要予測は、世界景気の低迷、風力、太陽光など、ほかのエネルギー源へのシフトなどを織り込み、30年までの伸び率を年率1%とした。原油需要の伸びは昨年予測から下げたにもかかわらず昨年以上の価格上昇を見込んだのは、生産面での不安が急速に強まるためだ。



既に当サイトでも解説している通り、過去、新規のエネルギー分野への投資は非常に少なく、需要が増加しても供給が追い付かないであろうことが、IEAにおいても、しっかりと認識されているのが分かります。

なにより目を引いたのが「原油需要の伸びは昨年予測から下げたにもかかわらず昨年以上の価格上昇を見込んだ」と言う一文。

これは「生産面での不安が急速に高まるため」、つまり、現在の深刻な経済危機によって、再度エネルギー分野への投資が細り、将来それの反動が大きくなると言う事です。


今現在、ガソリンの値段が下がったからと言って、安心するのは早計です。常に数年単位のスパンで考えるようにしましょう。

もしも経済危機が去って、再び世界的に経済活動が活発になったらどうなるのか?

やはり、資源は絶対的に足りないのです。ここは、良く押さえておきましょう!


 
  
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